コミックシーモア新CM、競合ユーザー攻略の鍵は「ジャンルの豊富さ」
コミックシーモアは、小芝風花、木村昴、澤部佑が出演する新テレビCMを放映開始しました。3年目となるこのシリーズでは、これまであった「満足度格差」を示す役柄の表記がなくなり、3人がサービスの魅力を伝え合う内容に変化しています。特に「ジャンルの豊富さ」を前面に押し出すことで、競合サービス利用者の獲得と、普段漫画を読まないライト層へのアプローチを目指しています。
この記事のポイント
- コミックシーモアは、小芝風花、木村昴、澤部佑が出演する新テレビCMを放映開始しました。
- 3年目となるこのシリーズでは、これまであった「満足度格差」を示す役柄の表記がなくなり、3人がサービスの魅力を伝え合う内容に変化しています。
- 特に「ジャンルの豊富さ」を前面に押し出すことで、競合サービス利用者の獲得と、普段漫画を読まないライト層へのアプローチを目指しています。

NTTソルマーレが運営する電子コミック配信サービス「コミックシーモア」は、小芝風花、木村昴、澤部佑が出演する新テレビCM「3人のマンガ好き ジャンル楽しみすぎ」篇を2026年8月4日から放映しています。
CMシリーズの変化と狙い
今回のCMは、この3人によるシリーズの3年目にあたります。これまでのCMでは、小芝を「シーモア使いのフウカ」、木村を「疑いのスバル」、澤部を「迷えるサワベ」と設定し、サービスに対する「満足度格差」を描くことで視聴者の共感を狙っていました。
しかし、今回の新CMではこれらの役柄を示す表記が見られなくなりました。NTTソルマーレによると、これは木村と澤部もコミックシーモアの良さに気づいたという設定変更によるものです。現在は、3人それぞれがサービスの魅力をほかの2人に伝える構成となっています。
新CMでは特に、小芝が「ジャンルが多い」というコミックシーモアの強みを伝え、バトル、ファンタジー、グルメ、ミステリーといった多様なジャンルの世界を3人が楽しむ様子が描かれています。これは、サービスの良さを知ってもらう段階から、実際に「体感したい」と思わせ、サイト訪問へと繋げることを狙っています。
競合ユーザー攻略の鍵は「ジャンルの豊富さ」
コミックシーモアには定額制の「シーモア読み放題」もありますが、今回のCMでは「読み放題」ではなく「作品数の多さ」や「ジャンルの豊富さ」を主要な訴求点としています。
同社は「利用意向」をブランディングの重要業績評価指標(KPI)に設定しており、調査・分析の結果、競合サービスを利用するユーザーの利用意向を高めるには「作品ジャンルの豊富さ」が特に有効であることが判明しました。
電子書籍業界ではユーザー獲得競争が激化しているため、テレビCMでは「リーチの最大化」を目的に、認知・興味段階(アッパーファネル)で利用意向を高め、普段漫画をあまり読まないライト層の取り込みも図っています。一方、Web・SNS広告では、比較・検討段階(ミドルファネル)のユーザーをターゲットに、個別の作品やキャンペーンを訴求し、具体的な購買行動へ繋げています。
ユーザーの利用傾向は多様であり、アニメ好きのユーザーやSNS広告からの流入ユーザーは作品名をきっかけにサイトを訪れることが多いです。また、頻繁に利用する漫画好きユーザーは特集やキャンペーンから作品を探す傾向があります。同社はデータ分析だけでなく、漫画好きのスタッフによる選書特集も展開し、多様なニーズに応えています。
また、8月8日から16日までの夏休み期間中には「コミックシーモア 爆トクSALE」を開催し、クーポン配布やポイント還元を実施。新CMと連動したXキャンペーン「シーモア毎日読める&当たる夏」も実施するなど、多角的なプロモーションを展開しています。
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