取り組み2026/10/9
カインズの巣、100個の試売で若年層の支持を確認 購買データを生かして本格販売へ
結論(先に要点)
カインズは「どう売るか」の軸で、大型クッションを10店舗・100個限定で試売し、購買データを本格販売に生かした。従来のクッション利用者は50~60代が多かったが、試売では20~30代の支持も確認。「くつろぎクッション NEDOCORO」は8月の本格販売後、当初計画の1万個を上回る注文を受け、追加で約2万個を増産中だ。
この記事のポイント
- 価格は税込1万2800円。
- 幅約170cm、奥行き約110cm、高さ約30cm。グレーとモカの2色を展開する。
- カバーは取り外して洗え、収納ポケットと付属のクッションを備える。

100個の試売から本格販売へ
カインズは、人が体を丸めてくつろげる大型クッション「くつろぎクッション NEDOCORO(ねどころ)」を、3月に10店舗で100個限定で試売した。「カインズの巣」という愛称でも知られる商品だ。
試売では否定的な意見も覚悟していたが、「欲しい」「こんな商品を待っていた」といった肯定的な反応が多かったという。店舗のメンバーからも購入や販売に前向きな声が上がり、商品はすぐに完売。8月からの本格販売に向けた手応えとなった。
従来と異なる年代の支持を確認
従来、同社のクッションカテゴリーは50~60代の利用が多かった。一方、NEDOCOROの試売では20~30代からも支持を得られることが分かり、その購買データを本格販売にも生かした。
開発の出発点は、人が安心してくつろげる自分だけの「ねぐら」をつくること。「くつろぎ、安心感を得られる」をテーマに、周囲を囲まれること、壁際にもたれること、体を丸めることに着目して設計した。
商品仕様と販売状況
- 価格は税込1万2800円。
- 幅約170cm、奥行き約110cm、高さ約30cm。グレーとモカの2色を展開する。
- カバーは取り外して洗え、収納ポケットと付属のクッションを備える。
- 壁にもたれ掛ければソファとしても使える。
本格販売後は当初計画の1万個を上回る注文が寄せられ、記事公開時点で追加の約2万個を増産中。入荷待ちが続いており、再入荷は10月下旬以降をめどに、準備が整い次第、店舗で進める予定としている。店舗での予約も引き続き受け付けている。
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