実例集一覧
売り方2026/8/12

オフィス空室率、前月から小幅に低下し1%に迫る。募集賃料は9ヵ月連続上昇

結論(先に要点)

三幸エステート株式会社は、2026年7月度のオフィスマーケットレポートを発表しました。東京都心5区における大規模ビルの空室率は前月比0.11ポイント低下の1.00%となり、2020年9月以来の1%割れが目前に迫っています。一方で、募集賃料は9ヵ月連続で上昇し、2008年9月以来の34,000円/坪台を回復しました。これは建替えに伴う大口の貸止めや新築ビルの高稼働が主な要因ですが、成約面積は前年同期比で3期連続マイナスとなっており、賃料高騰や移転コスト上昇が影響していると分析されています。

この記事のポイント

  • 元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000686.000118399.html
  • 三幸エステート株式会社 オフィスマーケットデータ: https://www.sanko-e.co.jp/data/
  • 三幸エステート株式会社: https://www.sanko-e.co.jp/
オフィス空室率、前月から小幅に低下し1%に迫る。募集賃料は9ヵ月連続上昇

三幸エステート株式会社は、2026年7月末時点の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル)のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2026年8月号」を公表しました。

東京都心5区 大規模ビル 空室率&潜在空室率

東京都心5区における大規模ビルの空室率は、前月比マイナス0.11ポイントの1.00%となり、小幅に低下しました。これにより、2020年9月以来の1%を下回る水準が目前に迫っています。主な低下要因としては、建替えに伴う大口の貸止めがあったことや、新築ビルが概ね高稼働で竣工したことが挙げられます。潜在空室率も前月比マイナス0.17ポイントの2.33%となりました。

東京都心5区 大規模ビル 募集賃料&募集面積

募集賃料は9ヵ月連続で上昇し、2008年9月以来の34,000円/坪台を回復しました。これは、ファンドバブル時のピークである2008年1月の34,686円/坪に迫る水準であり、賃料の上昇ペースには力強さが見られます。

東京都心5区 大規模ビル 成約面積(四半期)

成約面積(リーシング活動の活発度を示す指標)は、2026年第2四半期において約8万坪となり、対前年同期比で3期連続のマイナスとなりました。2026年上半期の合計も前年同期を大幅に下回り、コロナ禍の2021年並みの水準となっています。

アナリストの視点

市場調査室のアナリストは、現在のオフィス市場は品薄感が強まり、移転先の選択肢が限定的であると分析しています。新築・建築中ビルを中心に賃料は力強く上昇を続けており、中東紛争の長期化による原油供給制約・価格高騰が、入居前工事などの移転コストを急速に上昇させています。これが成約面積減少の背景にあると見ており、テナント側がどこまで移転に伴うコスト上昇に対応できるかが注目されています。

参考リンク

#オフィス#オフィス賃料#空室率#調査レポート#オフィス移転#オフィスビル#オフィス仲介

参考リンク

PR TIMES

運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

運営者プロフィールを見る