売り方2026/8/28
インバウンド観光客は「日本らしい体験」と「コスパ」を重視!デロイト調査
結論(先に要点)
デロイト トーマツグループの調査によると、訪日外国人観光客は日本旅行において「日本らしい体験」と「コストパフォーマンス」を重視していることが判明しました。特に、移動手段や観光ツアーは旅行前の予約が多い一方で、買い物や伝統体験は現地での柔軟な手配が多い傾向にあります。商品購入時にも「日本らしい体験ができること」が付加価値として求められており、インバウンド市場で成功するためには、この二つの要素を考慮したサービス設計が重要です。
この記事のポイント
- 調査対象: 韓国、台湾、米国、タイ、シンガポール、オーストラリアに住む20~79歳の男女4800人。
- 対象者の条件: 過去3年以内に訪日経験があり、日本国内での消費額が10万円以上(移動・宿泊費を除く)であった人。
- 旅行前の予約が多いもの

デロイト トーマツグループが2026年8月7日に発表した調査結果により、訪日外国人観光客(インバウンド)の消費者意識や購買行動が明らかになりました。
調査概要
- 調査対象: 韓国、台湾、米国、タイ、シンガポール、オーストラリアに住む20~79歳の男女4800人。
- 対象者の条件: 過去3年以内に訪日経験があり、日本国内での消費額が10万円以上(移動・宿泊費を除く)であった人。
旅行中の予約行動の傾向
訪日旅行におけるサービス予約時期について、以下の傾向が判明しました。
-
旅行前の予約が多いもの
- 日本国内の移動手段: 65.3%が旅行前に予約(旅行中予約は33.7%)。
- 観光ツアー・アテンド: 50.4%が旅行前に予約(旅行中予約は33.2%)。 これらのサービスは、旅程の計画段階で確定させておきたいというニーズが高いことが伺えます。
-
旅行中も柔軟に予約されるもの
- 買い物のツアー・アテンド
- スポーツ観戦やライブ・演劇
- 伝統的な体験 これらの体験は、現地での発見や状況の変化に応じて、柔軟に手配する傾向が見られます。
-
予約チャネル
- 移動手段: 4割以上が「交通事業者の公式予約サイト」を利用。
- 観光ツアーや体験: 日本の予約サイトからの申し込みが多いのが特徴です。
購買行動と重視する点
滞在中に利用した店舗と、商品購入時に重視する点についても調査されました。
-
必需品の購入先
- コンビニエンスストア(57%)
- スーパーマーケット(48%)
- 百貨店(44%)
- ドラッグストア(36%) 来店理由としては「アクセスの良さ」「ロケーション」「価格の安さ」「コストパフォーマンスの良さ」が上位を占めています。
-
お土産や特別な買い物先
- 商業施設(49%)
- 観光地の土産物店(47%)
- バラエティショップ(41%)
- 空港免税店(37%)
-
商品購入時に重視する点
- 「日本らしい体験ができること」(21%)が最も高い結果となりました。
- 高価なものだけでなく、「体験」という付加価値と「コストパフォーマンス」が求められていることが示されています。
この調査結果から、インバウンド観光客をターゲットにするビジネスでは、「日本らしい体験」を提供しつつ、適正な価格設定やコストパフォーマンスを意識したサービス設計が成功の鍵となることが示唆されます。
参考リンク
#インバウンド#旅行#観光#調査#デロイト#消費行動#日本文化#コスパ
参考リンク
AdverTimes.(アドタイ)運営者情報

