実例集一覧
事例2026/8/20

アイスリーデザインがAI時代の開発生産性を支えるデザインシステム構築を支援

結論(先に要点)

株式会社アイスリーデザインが、アルダグラム社の現場DXサービス「KANNA」向けに、AI時代の開発生産性向上を目的としたデザインシステム構築を支援しました。FigmaのデザインとUI実装のズレや、デザイン判断基準の属人化といった課題を解決するため、約5ヶ月間でアルダグラム社が主体的にデザインシステムを内製・運用できる仕組みを構築。要件定義でスコープを明確化し、テンプレート提供とレビューを通じた伴走支援により、一貫性のあるデザインと開発効率の向上を目指します。

この記事のポイント

  • デザインと実装のズレ: デザインツール「Figma」でのデザインと実際のUI(ユーザーインターフェース)実装に食い違いが生じ、画面によってボタンの大きさや色、余白などが異なる状態でした。これにより、開発現場では「どちらが正しいか」という議論にコミュニケーションコストが発生し、コードの個別最適化が進んでいました。
  • デザインの判断基準の属人化: デザイナーごとに使いやすいデザインの基準が異なり、プロダクト内で作成されるコンポーネント(再利用可能なUI部品)が乱立していました。
  • 生成AI時代における「土台のなさ」: デザイントークン(デザインの最小単位のルール)やコンポーネントが整理されていない状態でAIによるコード生成を進めると、無秩序なデザインが増え、エンジニアが管理できない状態になる恐れがありました。
アイスリーデザインがAI時代の開発生産性を支えるデザインシステム構築を支援

アイスリーデザインがAI時代の開発生産性を支えるデザインシステム構築を支援

株式会社アイスリーデザイン(i3DESIGN)は、株式会社アルダグラムが提供する現場DXサービス「KANNA」の開発生産性向上に向け、デザインシステム構築を支援しました。この取り組みは、AI時代の開発プロセスにおいて、一貫性と効率性を確保することを目指しています。

背景と課題

「KANNA」はサービス開始以来、急速な成長を遂げ、国内外で100,000社以上の企業に導入されています。しかしその過程で、以下の課題が顕在化していました。

  • デザインと実装のズレ: デザインツール「Figma」でのデザインと実際のUI(ユーザーインターフェース)実装に食い違いが生じ、画面によってボタンの大きさや色、余白などが異なる状態でした。これにより、開発現場では「どちらが正しいか」という議論にコミュニケーションコストが発生し、コードの個別最適化が進んでいました。
  • デザインの判断基準の属人化: デザイナーごとに使いやすいデザインの基準が異なり、プロダクト内で作成されるコンポーネント(再利用可能なUI部品)が乱立していました。
  • 生成AI時代における「土台のなさ」: デザイントークン(デザインの最小単位のルール)やコンポーネントが整理されていない状態でAIによるコード生成を進めると、無秩序なデザインが増え、エンジニアが管理できない状態になる恐れがありました。

プロジェクトの概要

i3DESIGNは、約5か月のプロジェクト期間で「自社運用を見据えたデザインシステム構築」を目標に掲げ、アルダグラム社が主体的にデザインシステムを内製・運用できる仕組みづくりを支援しました。

支援内容

  1. 要件定義でスコープを見極める: 現状の画面を精査し、よく使われるデザインとその実装差異を洗い出しました。「どのコンポーネントについて、どこまでガイドラインを作成するか」という優先順位を明確にしました。
  2. テンプレート提供とレビューによる伴走: i3DESIGNがデザインシステムのテンプレートを用意し、アルダグラム社のチームが議論しながら内製を進めました。i3DESIGNは成果物に対しレビューとフィードバックを行い、判断が難しい場面では方向性を示しました。
  3. スキルトランスファーで内製・自走を実現: Figmaでのコンポーネント作成方法からレクチャーし、アルダグラム社が自ら考えて開発を進められるよう支援しました。これは、デザインシステムが常に更新されるものであるため、自社で主体的に運用していくことが将来的な成功に繋がるという考えに基づいています。

成果と今後の展望

アルダグラム社は、このデザインシステムの本格運用を通じて、開発現場の変革とブランドの一貫性維持、開発効率の向上に期待を寄せています。デザインシステムを土台とし、AIと人間が適切な役割分担をすることで、「KANNA」を世界中のユーザーに選ばれるプロダクトに育てることを目指しています。

参考リンク

#デザインシステム#UI/UX#UIデザイン#UX設計#AI活用#Figma#内製開発#開発生産性

参考リンク

PR TIMES

運営者情報

藤ノ木洋史

藤ノ木 洋史

株式会社クリアナレッジ 代表取締役 / セールスライター

商品を変えずに「売り方」だけで売上を伸ばす仕組みを作ることを得意としています。

運営者プロフィールを見る