AI2026/9/21
Uravation、データ社外持ち出し不可の企業向け「ローカルLLM導入支援」を開始
結論(先に要点)
株式会社Uravationは、クラウド型AIの利用が制限される企業向けに、社内ネットワーク内でAIを稼働させる「ローカルLLM導入支援」サービスを提供開始しました。GPUサーバーとローカルLLM(社内で動かす大規模言語モデル)を組み合わせることで、顧客データや機密情報を社外に出さずに、閉域ネットワーク内でAIを構築・運用する支援を一貫して行います。セキュリティ要件が厳しい企業でも、生成AIを活用できる選択肢を提供し、業務効率化を支援します。
この記事のポイント
- セキュリティ要件が厳しい企業では、クラウド前提のAI提案が多く、活用が進まない。
- 情報システム部門の方針でクラウド型AIが利用禁止されているケースがある。
- 顧客データや契約書などの機密情報を扱う業務でAIの導入が進まない。

Uravation、クラウドAIが使えない企業向け「ローカルLLM導入支援」サービスを提供開始
サービス概要と背景
株式会社Uravationは、クラウド型AIサービスの利用が制限されている企業向けに、社内ネットワーク内でAIを動かす「ローカルLLM導入支援」サービスの提供を開始しました。
■提供開始の背景
- セキュリティ要件が厳しい企業では、クラウド前提のAI提案が多く、活用が進まない。
- 情報システム部門の方針でクラウド型AIが利用禁止されているケースがある。
- 顧客データや契約書などの機密情報を扱う業務でAIの導入が進まない。
- ローカルLLMの選択肢は知られているが、モデルやGPU選定、業務への適用可否を判断できる人材が社内に不足している。
本サービスは、これらの制約に対応し、データを社外に出さない構成でAIを設計・構築します。
サービス内容:3つの構成型と業務例
企業のネットワーク要件、扱うデータ、予算に合わせて、以下の3つの型から設計します。
■3つの構成の型
- 型A「オンプレGPUサーバー+オープンモデル」:
- 社内に設置したGPUサーバーで公開モデルを動かす基本構成。
- データは社内ネットワークから出ない。
- モデルの選定と検証はUravationが担当。
- 型B「閉域内で動く業務AI」:
- 社内文書の検索と要約、会議の議事録作成、問い合わせの一次対応など、閉域内で完結する業務AIを構築。
- 型C「段階移行」:
- 機密性の低い業務からローカルで試し、効果と運用負荷を確認。
- 要件が許す部分のみクラウドと併用する設計も可能。
■想定される業務例
- 契約書・仕様書の照合と要約:機密文書を社内モデルで処理し、差分抽出や条項チェックの下書きを生成。
- 顧客データを含む日次レポート:顧客情報を含むデータを社内で集計し、ダッシュボードとレポートを毎日更新。
- 社内ナレッジの問い合わせ窓口:規程やマニュアルを社内モデルに学習させ、社員からの質問に根拠付きで一次回答。
料金と進め方
料金は個別見積(税別)で、段階を区切って進められます。
■段階的な進め方
- 第1段階(目安2〜4週間): 要件確認、構成設計、PoC(概念実証)。PoCのみ実施し、結果を見てから次段階に進む判断も可能。
- 第2段階(目安1〜2ヶ月): GPU環境構築、モデル導入(GPU機材費は別途実費)。
- 第3段階(目安1〜3ヶ月): 業務AIの構築、運用引き継ぎ。
構築後は、モデル更新手順、監視方法、障害時の対処などの手順書が提供され、社内で運用できる状態を目指します。希望に応じて運用保守サービスも利用可能です。
会社概要
- 会社名: 株式会社Uravation
- 所在地: 東京都文京区本郷6丁目25番14号
- 代表者: 代表取締役 佐藤 傑
- 設立: 2024年2月
- 事業内容: 生成AIの研修・コンサルティング・開発
- 主な実績: 累計研修受講者4,000名以上、支援企業100社以上(2024年2月〜2026年3月)
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