事例2026/8/6
Switch 2販売減でも営業利益2.5倍!任天堂、「マリオ」映画でIP収入倍増
結論(先に要点)
任天堂の2027年3月期第1四半期決算は、売上高が9.5%減少したものの、営業利益は前年同期比約2.5倍の1425億9600万円に拡大しました。これは、Switch 2本体の販売台数減少を、ソフトウェア販売の好調、米国関税還付、そして映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」によるIP(知的財産)関連収入の大幅な増加で補った結果です。特にマリオ映画は、ゲーム機が普及していない地域での新たなファン獲得に貢献し、IPビジネスの重要性を示しています。
この記事のポイント
- Switch 2本体: 発売初年度の反動で、販売台数は前年同期の582万台から34.4%減の382万台となりました。
- Switch 2ソフトウェア: 946万本を販売。5月発売の『ヨッシーとフカシギの図鑑』、6月発売の『Star Fox』が好調でした。
- Nintendo Switch(従来機): ハードウェア販売台数は66万台、ソフトウェア販売本数は3381万本を記録。特に4月発売の『トモダチコレクション わくわく生活』は794万本を販売しました。

任天堂2027年3月期第1四半期決算の概況
任天堂が発表した2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)の連結決算では、売上高は前年同期比9.5%減の5178億1300万円となりました。 しかし、営業利益は1425億9600万円と、前年同期比で約2.5倍(150.5%増)に大きく拡大しています。営業利益率も9.9%から27.5%へと上昇しました。
Switch 2とソフトウェアの販売状況
- Switch 2本体: 発売初年度の反動で、販売台数は前年同期の582万台から34.4%減の382万台となりました。
- Switch 2ソフトウェア: 946万本を販売。5月発売の『ヨッシーとフカシギの図鑑』、6月発売の『Star Fox』が好調でした。
- Nintendo Switch(従来機): ハードウェア販売台数は66万台、ソフトウェア販売本数は3381万本を記録。特に4月発売の『トモダチコレクション わくわく生活』は794万本を販売しました。
- 後方互換性: Switch 2で従来Switchソフトが遊べる互換機能が、過去タイトルの販売を下支えしています。
- デジタル売上: ダウンロードソフトなどを含むゲーム専用機のデジタル売上高は、前年同期比90.0%増の1327億円でした。
マリオ映画によるIP(知的財産)収入の倍増
2026年4月1日から世界各地で公開された映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が業績に大きく貢献しました。この映画は全世界で累計興行収入10億ドルを突破し、ゲーム原作映画としては前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に次ぐ歴代2位の記録を樹立しました。 これにより、IP関連収入が大幅に増加し、ゲーム機販売に頼らない収益源の確立に成功しています。映画は、ゲーム機が普及していない地域での任天堂IPのファン層拡大にも寄与しています。
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