RistのKaggle Grandmasterが「ポケモンカードAIバトル」で金メダル
株式会社Rist所属のKaggle Grandmaster、小嵜耕平氏と三舩哲史氏が、世界最大級のデータ分析プラットフォーム「Kaggle」で開催された「The Pokémon Company - PTCG AI Battle Challenge Simulation」コンペティションでそれぞれ金メダルを獲得しました。このコンペティションでは、不確実性の高いポケモンカードゲームにおいて、状況に応じて戦略的な意思決定を行うAIエージェントの開発が競われ、ゲームAIだけでなく現実世界の課題解決への応用も期待されます。RistはAI開発をリードするKaggle Grandmasterを多数擁し、高度なAI技術を社会実装しています。
この記事のポイント
- 名称: The Pokémon Company - PTCG AI Battle Challenge Simulation
- 主催: 株式会社ポケモン (The Pokémon Company)
- 開催期間: 2026年6月16日〜8月17日

Rist所属Kaggle GrandmasterがポケモンカードAIバトルで金メダルを獲得
株式会社Ristに所属するKaggle Grandmasterの小嵜耕平氏と三舩哲史氏が、世界最大級のデータ分析プラットフォーム「Kaggle」で開催されたコンペティション「The Pokémon Company - PTCG AI Battle Challenge Simulation」において、それぞれのチームで金メダルを獲得しました。
コンペティション概要
- 名称: The Pokémon Company - PTCG AI Battle Challenge Simulation
- 主催: 株式会社ポケモン (The Pokémon Company)
- 開催期間: 2026年6月16日〜8月17日
- 目的: ポケモンカードゲーム(Pokémon Trading Card Game)を自律的にプレイするAIエージェントの開発を競う国際コンペティション。
- 課題: 参加者には専用シミュレーターが提供され、相手の手札が不明であること、カードドローやコイントスなどの偶然性、刻々と変化する盤面や相手の戦略といった「不確実性の高い環境」において、戦略的な意思決定を行うAIエージェントの開発が求められました。
- 特徴: チェスや将棋のような完全情報ゲームとは異なり、未知の情報や確率的要素を考慮し、リアルタイムに戦略を適応させる能力が重要とされました。これにより、AIの戦略学習・意思決定能力の向上を目指しました。
- 参加規模: 応募者14,081名、参加者8,085名、6,807チーム。
Ristチームの成果
Rist Kaggle Teamに所属する小嵜耕平氏のチームは8位、三舩哲史氏のチームは11位で、共に金メダルを獲得しました。
■小嵜耕平氏のコメント
トレーディングカードゲームにおける強化学習は非常に挑戦的なテーマであり、幅広い相手に安定して勝てるAIを作る必要がありました。ゲームの複雑さ、行動選択の自由度、カード効果の多様性など、多くの困難を乗り越え、改良を重ねる過程が印象的だったと述べています。
■三舩哲史氏のコメント
ルールベースから模倣学習、そして強化学習へと段階的にAIを開発し、AIがポケモンカードを上手にプレイするようになる過程を楽しんだと述べています。環境の変化が激しいため、AIの強さを測ることが難しく、相手のデッキ分布をリプレイから推定するなど、評価の仕組みづくりに最も苦労し、工夫した点であったと振り返っています。
Kaggleとは
Kaggleは、登録者数3,300万人を超える世界最大級のデータ分析プラットフォームです。企業や団体が出題するコンペティション形式の課題に対し、ユーザーが分析モデルの精度を競います。成績に応じてKaggle Grandmaster、Master、Expertのランクが与えられ、Grandmasterは世界で約405名(2026年9月時点)しかいない非常に優秀なAIエンジニア・データサイエンティストの称号です。
Ristは、2020年に「Kaggle枠採用」を開始し、「Rist Kaggle Team」を創設。現在、8名のKaggle Grandmasterと3名のKaggle Masterが在籍しており、高難度なデータ分析・AI技術を用いたソリューション提供やプロダクト開発に従事しています。
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