Riskified、ファッションEC「and ST」の決済承認率を最大15%向上、不正利用を大幅削減
RiskifiedのAI搭載型リスクインテリジェンス・プラットフォームが、ファッションプラットフォーム「and ST」に導入されました。これにより、and STは決済承認率を最大15%向上させ、不正チャージバック率を実質ほぼゼロまで削減。また、手動での目視審査業務も撤廃し、EC取引量の急増に伴う不正利用の課題を解決し、顧客体験と運用効率を同時に改善しました。
この記事のポイント
- 認証強化によるコンバージョン低下(フリクションの発生): 全取引にEMV 3-Dセキュア(3DS)を導入したことで、決済時の離脱(カゴ落ち)や真正な顧客が誤って不正と判断される「真正誤認」が発生していました。
- 手動審査の運用負荷: 疑わしい注文の目視確認に、社内チームが多大な時間を費やしていました。
- アクワイアラーからの指摘: 不正発生率の上昇により、決済性能と顧客体験のバランス改善が急務となっていました。

Riskified、ファッションプラットフォーム「and ST」の決済承認率を最大15%向上、不正利用の大幅削減に貢献
Riskified Japan株式会社は、ファッションプラットフォーム「and ST」にAIを活用したリスクインテリジェンス・プラットフォームが導入されたことを発表しました。この導入により、「and ST」は決済承認率の向上と不正利用の大幅削減を同時に実現しました。
導入の背景と課題
ファッションプラットフォーム「and ST」は、GLOBAL WORKやniko and ...などのブランドが集まるデジタルハブとして急速に成長しています。2026年2月期のGMV(流通取引総額)は前年比114.8%増の462億円、会員数は2,220万人を突破しました。
しかし、EC取引量の急増に伴い、以下の課題に直面していました。
- 認証強化によるコンバージョン低下(フリクションの発生): 全取引にEMV 3-Dセキュア(3DS)を導入したことで、決済時の離脱(カゴ落ち)や真正な顧客が誤って不正と判断される「真正誤認」が発生していました。
- 手動審査の運用負荷: 疑わしい注文の目視確認に、社内チームが多大な時間を費やしていました。
- アクワイアラーからの指摘: 不正発生率の上昇により、決済性能と顧客体験のバランス改善が急務となっていました。
提供ソリューションと導入成果
「and ST」はこれらの課題を解決するため、RiskifiedのAIソリューションとEMV 3-Dセキュア「パターン①」運用を導入しました。これにより、低リスクな取引では3DS認証を完全に省略し、高リスクな取引にのみ追加認証を求める運用を実現。アカウント作成から決済までの全過程を24時間365日体制で保護しました。
導入から約8か月(2026年1月時点)で、以下の成果を達成しています。
- 決済承認率が最大15%向上
- 不正チャージバック率が約0.0005%まで劇的に減少(実質的にゼロに近いです)
- チャージバックとは、クレジットカードの不正利用などがあった際に、カード会社が売り上げを取り消し、店舗に代金の返還を求めることです。
- 手動による目視審査業務を完全に撤廃(週あたり約10時間の工数を削減)
- チェックアウト時の離脱やフリクションを削減し、顧客体験を向上
今後の展望
Riskifiedは、ラコステ ジャパン、ユナイテッドアローズ、AKOMEYA TOKYOといった企業にも導入されており、国内EC市場における決済認証要件への適応と不正対策強化を支援しています。今後も日本のEC事業者が安全かつ持続的に事業を拡大できるよう、サポートを続ける方針です。
参考リンク
元記事URL: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000116213.html
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