売り方2026/9/11
PR成功の鍵は「関わりしろ」:社会課題解決で多様な人を巻き込む広報戦略
結論(先に要点)
オズマピーアールの渋谷美生氏が、社会課題解決と多様なステークホルダー(利害関係者)を巻き込む広報PRの重要性を解説しています。特に、酪農業界の課題と子どものカルシウム不足を結びつけた「土日ミルク」キャンペーンでは、「関わりしろ」という余白を設けることで、多くの関係者が参加し、社会を動かす大きな取り組みへと発展させました。広報PRは単なる情報発信ではなく、社会に新たな問いを投げかけ、人々を動かす力を持つことが示されています。
この記事のポイント
- 課題設定: 牛乳の消費減少という酪農乳業界の課題を、子どものカルシウム不足という社会課題として再定義。
- 提案: 「学校給食がない休日も牛乳を飲もう」というシンプルで分かりやすいメッセージを発信。
- 「関わりしろ」の創出: このキーワードを軸に、酪農家、乳業会社、教育関係者、栄養士など、さまざまなステークホルダー(利害関係者:企業活動や事業に対して直接的・間接的に影響を受ける人々)が参加しやすい“関わりしろ”という余白を意図的に設けました。

広告関係24団体による「広告のミライ」プロジェクトとアドタイの共同企画で、日本パブリックリレーションズ協会(PRSJ)が推薦したオズマピーアールの渋谷美生氏が、広報PRの魅力を語っています。
広報PRの魅力と「関わりしろ」
渋谷氏は、広報PRの仕事について、単に情報を発信するだけでなく、社会や企業の課題を捉え直し、多様な人々を巻き込みながら行動を生み出せる点に魅力を感じていると述べています。
■「土日ミルク」キャンペーン事例
印象的な仕事として「土日ミルク」キャンペーンが紹介されています。
- 課題設定: 牛乳の消費減少という酪農乳業界の課題を、子どものカルシウム不足という社会課題として再定義。
- 提案: 「学校給食がない休日も牛乳を飲もう」というシンプルで分かりやすいメッセージを発信。
- 「関わりしろ」の創出: このキーワードを軸に、酪農家、乳業会社、教育関係者、栄養士など、さまざまなステークホルダー(利害関係者:企業活動や事業に対して直接的・間接的に影響を受ける人々)が参加しやすい“関わりしろ”という余白を意図的に設けました。
- 成果: レシピ開発、学校授業プログラム、約3万人が来場したイベントなど、多様な取り組みへと発展し、社会に大きな影響を与えました。
渋谷氏は、社会に新たな問いを投げかけ、仲間を集め、人を動かし、変化を生み出せることこそが、広報PRの醍醐味であると強調しています。
渋谷美生さんの受賞歴
- IPRA Golden World Award(Food and beverage部門 最優秀賞)
- SABRE Awards Asia-Pacific(Non-Corporate Associations部門 Winner)
- PR Awards Asia-Pacific(Corporate Social Responsibility部門 ゴールド、Promotional Activity部門 ブロンズ)
- PRアワードグランプリ(ブロンズ)
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