AI2026/8/3
JINGS、「リーンAI」に現場動画とヒアリングから判断基準を整理する新機能を追加、α版提供を開始
結論(先に要点)
株式会社JINGSは、製造現場の技能伝承や工程改善を支援する「リーンAI」に新機能を追加し、α版提供を開始しました。この新機能は、現場の作業動画と熟練者へのヒアリングを組み合わせることで、従来の動画マニュアルでは伝えきれなかった品質や生産性に関わる「判断基準」や「注意点」を整理・構造化します。これにより、新人教育の効率化、作業標準書の整備、熟練技術の継承促進など、製造現場が抱える複数の課題解決を目指します。
この記事のポイント
- 現場作業動画の活用: 実際の作業工程を動画で記録します。
- 既存資料の分析: 作業標準書や教育資料などの既存ドキュメントを評価します。
- 熟練者へのヒアリング: 熟練者が「何を見て判断するのか」「どのような状態になったら調整が必要か」といった、言語化が難しい経験則や勘所を詳しく聞き取ります。

JINGSは、製造現場の教育・技能伝承を支援するサービス「リーンAI」に、新たな機能を追加し、α版の提供を開始しました。
新機能の概要
この新機能は、以下の要素を組み合わせて、熟練者の経験に基づく判断基準を明確にします。
- 現場作業動画の活用: 実際の作業工程を動画で記録します。
- 既存資料の分析: 作業標準書や教育資料などの既存ドキュメントを評価します。
- 熟練者へのヒアリング: 熟練者が「何を見て判断するのか」「どのような状態になったら調整が必要か」といった、言語化が難しい経験則や勘所を詳しく聞き取ります。
これらの情報をもとにAIが作業内容や判断が必要となる場面を整理し、以下の項目を構造化します。
- 作業の順序と各工程の目的
- 品質や安全に関わる確認ポイント
- 作業者が調整や判断を行う場面
- 正常と異常を見分ける際の着眼点
- 経験の浅い作業者が迷いやすい箇所
- 作業者ごとの手順や所要時間の差異
- 既存の標準書と実際の作業との差分
- 改善や教育の対象となり得る工程
AIによる分析結果は、そのまま最終的な判断基準として使用するのではなく、現場担当者や熟練者による確認を経て、実業務に最適な形に調整することを前提としています。
主な活用方法
この新機能は、製造現場の様々な課題解決に貢献します。
- 工程改善: 作業動画から停滞や手戻り、不要な動作などを抽出し、改善の検討材料とします。
- 新人教育・OJT支援: 新人が判断の背景や必要性を理解するための教育資料作成を支援し、OJT(On-the-Job Training:実務を通して学ぶ教育訓練)の効果を高めます。
- 作業標準書の新規作成・改訂: 作業動画から標準書のドラフトを作成し、作成負担を軽減します。既存標準書との比較により、現場の実態との差異を整理します。
- 技能伝承・多能工化: 熟練者の「なぜその対応を取るのか」という判断基準を明確にし、退職や異動による技能喪失リスクを低減し、多能工化(一人の作業者が複数の工程を担当できる能力)を促進します。
- 作業品質や作業時間のばらつき分析: 複数の作業者の動画を比較し、ばらつきの原因となる工程や標準の改善点を特定します。
導入によって目指す状態
「リーンAI」の活用を通じて、以下のような状態の実現を目指します。
- 新人が作業手順だけでなく、判断の背景を理解しやすくなる
- 熟練者への繰り返しの質問や説明にかかる負担を軽減する
- 指導者による教育内容のばらつきを抑える
- 熟練者の退職や異動に伴う知見の喪失リスクを低減する
- 作業標準書の新規作成や改訂にかかる負担を軽減する
- 作業標準と実際の作業との差分を把握する
- 作業品質や作業時間のばらつき要因を検討する
- 工程改善の対象を現場の事実に基づいて整理する
- 多能工化や拠点間展開を進める際の教育を支援する
α版トライアル企業の募集
JINGSは、熟練者への教育依存が高い、新人育成に時間がかかる、作業標準書と現場の実態が乖離しているなどの課題を抱える製造業企業を対象に、α版トライアル企業を募集しています。
お問い合わせ窓口:jingssales@jings.jp
参考リンク
#AI#製造業#技能伝承#工程改善#新人教育#作業標準書#動画解析#DX
参考リンク
PR TIMES運営者情報

