AI映像セキュリティの「5段階設計フレームワーク」を公開
旭東みらいテクノロジーは、AI映像セキュリティを現場で効果的に活用するための「AI映像セキュリティ5段階設計フレームワーク」を公開しました。このフレームワークは、AIカメラの機能を単に導入するのではなく、現場の具体的な課題定義から撮影条件の設定、AI機能の選定、システム全体の構成、運用の検証までを一体的に設計することで、「使える仕組み」にすることを目指しています。AI機能が搭載されているだけでは価値にならず、現場で活用できる形にすることの重要性を説いています。
この記事のポイント
- 製品ではなく、現場から逆算する: 特定の製品ありきではなく、現場で達成したいことを明確にしてから、必要な機能と機器を選ぶアプローチです。
- AI、ハードウェア、運用を分断しない: AI機能だけでなく、撮影条件、カメラなどのハードウェア、通知方法や日常運用までを統合して一つの仕組みとして考えます。
- 「できること」と「必要な条件」を伝える: AI機能の利点だけでなく、設置環境による影響、製品ごとの差異、運用上の注意点、想定される制約も明確に伝えます。

旭東みらいテクノロジー、AI映像セキュリティの「5段階設計フレームワーク」を公開
旭東みらいテクノロジーが今回公開した「AI映像セキュリティ5段階設計フレームワーク」は、AI映像セキュリティシステムを導入する際に、現場で実際に課題を解決し運用に結びつけるための基本的な考え方と手順をまとめたものです。
なぜフレームワークが必要なのか?
近年のAI対応カメラやレコーダーには、人物・車両の識別、侵入検知、ラインクロス検知など多様な機能が搭載されています。しかし、機能が搭載されていることと、それが実際の現場で役立つことは必ずしも同じではありません。例えば、「侵入検知」機能一つとっても、カメラの設置条件や環境要因(昼夜の明るさ、雨雪など)によって検知結果は大きく変わります。また、AIが異常を検知しても、誰が情報を受け取り、どのような行動を起こすのかが決まっていなければ、その情報は活かされません。
旭東みらいテクノロジーは、『AI機能は搭載されているだけでは価値にならず、現場で使える形にして初めて意味を持つ』という考え方に基づき、以下の3つの設計原則と5つの段階を提唱しています。
■旭東みらいが重視する三つの設計原則
- 製品ではなく、現場から逆算する: 特定の製品ありきではなく、現場で達成したいことを明確にしてから、必要な機能と機器を選ぶアプローチです。
- AI、ハードウェア、運用を分断しない: AI機能だけでなく、撮影条件、カメラなどのハードウェア、通知方法や日常運用までを統合して一つの仕組みとして考えます。
- 「できること」と「必要な条件」を伝える: AI機能の利点だけでなく、設置環境による影響、製品ごとの差異、運用上の注意点、想定される制約も明確に伝えます。
AI映像セキュリティ5段階設計フレームワーク
このフレームワークは、以下の5つの段階で構成され、現場の課題を具体化し、効果的なシステム導入・運用を支援します。
- 現場課題を定義する: 「現場で何を把握し、何を守り、どのような判断につなげたいのか」を具体的に整理します。
- 撮影条件を設計する: AIが適切に機能するために必要な映像を撮影できるよう、カメラの設置位置、高さ、画角、環境条件などを具体的に設計します。
- AI機能を選定する: 定義された現場課題と撮影条件に基づき、目的に合致するAI機能(人物・車両識別、侵入検知、映像検索など)を適切に選定します。
- システム全体を構成する: カメラ、レコーダー、HDD容量、ネットワーク機器、遠隔確認方法など、AI映像セキュリティを構成する全ての要素を一つのシステムとして検討・構成します。
- 運用・検証方法を整理する: AIが検知した情報に基づき「誰が、いつ、どのように」行動するのか、誤検知時の調整、設定の見直し、導入前の検証方法といった運用条件を明確化します。
今後の展開
旭東みらいテクノロジーは、今後このフレームワークをもとに、工場、物流倉庫、小売店舗など、業種・用途別のAI映像セキュリティ構成例を順次公開予定です。また、法人企業や防犯設備施工会社など、顧客への提案支援体制についても展開していく計画です。
参考リンク
- 元記事: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000153.000131068.html
- 株式会社旭東みらいテクノロジー公式サイト: https://miraitech.co.jp/
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