キャンペーン2026/9/15
「87%が元祖と知らない」フジパン「スナックサンド」、自虐広告から特撮風WebCMで売上増へ
結論(先に要点)
フジパンの「スナックサンド」は、発売51年目を迎える携帯型サンドイッチの元祖ですが、87%の人に元祖と認識されていない課題がありました。この「元祖なのに売上2位」という消費者の声を逆手に取った自虐的な広告戦略を昨年から展開し、売上大幅アップに成功。さらに今年は「間違って買った」「こっちじゃない」というSNSの声を受け、キャラクター「んーぱ」を特別広報部長に据え、特撮風WebCMを公開して話題を集めています。
この記事のポイント
- キャラクター「んーぱ」の起用: スナックサンドの精霊「んーぱ」を登場させ、自虐的なメッセージを表現。
- 成果: このキャンペーンはX(旧Twitter)上で大きな反響を呼び、売上の大幅アップに貢献しました。クリエイティブディレクターの加部達彦氏は、「んーぱ」がブランドイメージをチャーミングに蓄積する役割を果たしたと評価しています。
- 内容: 昨年同様、俳優の森七菜さんが出演。別の商品と間違われ「こっちじゃなーい!」と言われた「んーぱ」が激怒し、大暴走を始めるコミカルなストーリー。

フジパンの「スナックサンド」は、発売から51年目を迎える商品です。1975年に誕生し、日本における「携帯型サンドイッチ」カテゴリーの元祖とされています。
課題と昨年のキャンペーン
同社の調査によると、「スナックサンド」が元祖であると知っている人はわずか13%(87%が知らない)という現状がありました。これを受け、昨年実施された50周年キャンペーンでは、この「元祖なのに売上は2位」「嘘だと思われている」といった消費者の声を逆手に取った自虐的な広告戦略を展開。
- キャラクター「んーぱ」の起用: スナックサンドの精霊「んーぱ」を登場させ、自虐的なメッセージを表現。
- 成果: このキャンペーンはX(旧Twitter)上で大きな反響を呼び、売上の大幅アップに貢献しました。クリエイティブディレクターの加部達彦氏は、「んーぱ」がブランドイメージをチャーミングに蓄積する役割を果たしたと評価しています。
今年の新CM戦略
昨年の成功と、SNS上で未だ聞かれる「間違って買った」「こっちじゃない」といった声を受け、今年のキャンペーンではさらなる展開を見せています。
■テレビCM『んーぱの逆襲 こっちじゃない』篇
- 内容: 昨年同様、俳優の森七菜さんが出演。別の商品と間違われ「こっちじゃなーい!」と言われた「んーぱ」が激怒し、大暴走を始めるコミカルなストーリー。
- 秒数: 15秒。
■WebCM『んーぱの逆襲』篇
- 内容: 「んーぱ」を特別広報部長に任命し、彼がSNSのエゴサーチで自身の誤解されている現実を知り、悲哀と怒りから巨大化して街で暴れる特撮風の長尺映像。
- 秒数: 105秒。
- ナレーション: 声優の千葉繁さんを起用し、大迫力かつ強烈なインパクトで「んーぱ」の感情を伝えています。
これらのCMは、過去の自虐的なアプローチを深化させつつ、ユニークなストーリーテリングと著名な声優の起用により、ブランドへの注目度と親近感を高めることを目指しています。
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