アートと広告的思考を融合:池澤樹氏と篠原ともえ氏が語る広告観
アートディレクターの池澤樹氏と、デザイナー・アーティストの篠原ともえ氏が共同で立ち上げたクリエイティブスタジオ「STUDEO」について語ります。広告代理店で培った池澤氏の知見と、アーティストとしての篠原氏の感性を掛け合わせることで、ものづくりの幅が大きく広がったことが紹介されています。特に、これまでは一人で制作していた篠原氏にとって、チームでのものづくりは大きな変化であり、不安を解消するきっかけになったと述べています。
この記事のポイント
- アートディレクターの池澤樹氏と、デザイナー・アーティストの篠原ともえ氏が共同で立ち上げたクリエイティブスタジオ「STUDEO」について語ります。
- 広告代理店で培った池澤氏の知見と、アーティストとしての篠原氏の感性を掛け合わせることで、ものづくりの幅が大きく広がったことが紹介されています。
- 特に、これまでは一人で制作していた篠原氏にとって、チームでのものづくりは大きな変化であり、不安を解消するきっかけになったと述べています。

アートと広告的思考を融合
アーティストとして多方面で活動する篠原ともえ氏と、アートディレクターの池澤樹氏は、クリエイティブスタジオ「STUDEO」を共同で設立しました。両氏にアート的感性や思考の観点から広告のあり方について話を聞きました。
■池澤樹氏のキャリアと「STUDEO」設立の経緯
池澤樹氏は、東急エージェンシー、博報堂を経て、2020年に独立し「STUDEO」を設立しました。彼は、キャリア転換期に篠原ともえ氏と出会い、互いの異なる視点を組み合わせることで新しいものを生み出せると考えたことが設立のきっかけだと述べています。
STUDEO設立後、彼の仕事は従来のCMやグラフィック広告といった「狭義の広告」から、はるかに広い領域へと拡大しました。例えば、日本タンナーズ協会(革製品製造業者団体)との連携により、革のアクセサリー「LEATHER-MADE JEWELRY」(2021年)や鹿革のきもの「THE LEATHER SCRAP KIMONO」(2022年)がニューヨークADC賞を受賞するなど、デザイン面での高い評価を受けています。
■篠原ともえ氏の変化:ワンオペからチームでのモノづくりへ
篠原ともえ氏は、10代で歌手デビュー後、衣装デザイナーとしても活動してきました。これまでは企画からデザインまですべて一人で行っていましたが、レベルの高い案件が増えるにつれて一人で制作することへの重圧を感じていました。
「STUDEO」を立ち上げ、池澤氏が広告会社で培った「ものづくりの流れ」を学ぶことで、彼女の制作スタイルに大きな変化が訪れました。コンセプト設定から始まり、チームでのアイデア出し、プレゼンテーションといったプロセスを通じて、チームで制作することのメリットを実感。一人で抱えていた不安や劣等感が解消されたと語っています。
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