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事例生活用品・家電製造販売大手企業(中小起源)宮城県2009年〜更新: 2026/6/20 12:42

アイリスオーヤマ

この事例の概要
社名
アイリスオーヤマ
業種
生活用品・家電製造販売
所在地
宮城県
従業員・事業所数
大手企業(中小起源)
ストーリー

プラスチック日用品メーカーが、なぜ家電市場で存在感を持てたのか

主人公

アイリスオーヤマ 大山健太郎会長

目標

日用品メーカーから家電市場へ進出し、新たな成長軸を作る

障害
  • 家電業界の参入障壁
  • ブランド認知ゼロ
  • 大手家電との競合
売り方の5W2H — 何を変えたか
?Why — なぜこの売り方に変えたのか

プラスチック日用品市場の成熟と大手家電の機能過多・高価格化により、両市場の中間に『必要十分な機能の低価格家電』という巨大なニッチが存在したため、大手OB人材を取り込み売り方そのものを家電カテゴリに広げる必要があった。

『機能を削ぎ落とす』ことを差別化の武器にした。

Before(変更前)After(変更後)
Who
売り手
ホームセンターで日用品を買う層コスパと必要十分機能を求める家電購入層
What
売り物
プラスチック日用品『なるほど家電』(必要機能だけの家電)
When
タイミング
日用品買い替えタイミング家電買い替え・新生活タイミング
Where
売り場
ホームセンターホームセンター+家電量販店+EC
How
売り方
OEM・自社製造大手家電出身者を採用しユーザー視点で内製企画
Before

プラスチック日用品の製造販売中心。家電市場ではプレゼンスゼロ。

After

LED照明・調理家電など多分野で家電シェアを獲得。家電売上が主力事業の一つに成長。

導入前の課題

プラスチック家庭用品メーカーとして堅実だったが、リーマンショックと既存大手家電の不振を受け、新たな成長領域が必要だった。

採用したアプローチ

パナソニックなど大手から人材を採用し、家電事業に参入。『なるほど家電』を合言葉に、ユーザーが本当に欲しい機能だけを残し過剰機能を削ぎ落とした低価格家電を企画。ホームセンター流通網も活用し家電市場の新ポジションを取った。

他社が真似する際の学び

  • 大手OBの知見を組み合わせ異業種参入
  • 『過剰機能を削る』ことが新市場の価値になる
  • 既存流通網を新カテゴリの武器に転用

出典

https://toyokeizai.net/articles/-/206927